日本人がドクターフィッシュを盗んだ 〜ひとりごと第166回〜
残念な事にこんなショッキングな新聞の見出しを見つけてしまいました。しかも「?」マークがついていない、、、。
私のサイトでも紹介しているドクターフィッシュ(カンガル魚)。暖かいお湯の中に住み、皮膚の病気を治すというまさにお医者様のようなお魚。
トルコのカンガル地方にある温泉で育てられているこの魚は、世界に類を見ない貴重な魚のため、政府がトルコ国外に持ち出すことを禁止しているとのこと。
記事には、「ドクターフィシュが日本に持ち込まれ、魚が住める環境の温泉を作り、1時間20ドルで入浴できるようにし、日本人の興味を集めている。」とかかれています。
そういえば以前、日本でドクターフィッシュの体験ができる温泉についての記事を読んだ事がありました。
そのとき私はこの魚がトルコ国外への持ち出しが禁止されているとは知らなかったので、トルコの魚が人気を呼んでいるんだなぁ、なんて大喜びしましたし、トルコ文化が紹介されて嬉しい気持ちを持っていたのですが、今回のこの記事を読み、正直言ってショックを受けてしまいました。
実はドクターフィッシュがトルコ国外に流出したのは今回が初めてではないよう。今回の記事によると、「最初、ドイツ人が持ち出し、その後スウェーデン、シンガポール、日本、中国へ違法なルートで持ち出された」とのこと。
この記事はインターネット上の新聞で読んだのですが、興味深いのがその記事に対する読者コメント。
「デンマークにも各所に同様の温泉があり人気があるよ。HP」、「こんな素晴らしい魚の持ち出しを禁止せずにもっと役立てればよい」、「さすが日本人、トルコのカンガルよりも上手にやった」、「防止策がしっかりしていないのだからしょうがない。」、とほとんど全てがドイツや日本その他の国々に対しての同情派。
トルコ人でも知らない人が多かったドクターフィッシュ国外持ち出し禁止条例。そんな中、日本にドクターフィッシュを輸入した人(会社)は違法であることに知らなかったと思いたいものです。そして違法とわかった今、できればトルコ側と上手に話し合いを進めていただきたいものです。
*この新聞記事についてコメントをするべきかどうか少し悩みましたが、トルコ国内でこのような記事が出た事は事実。真相はわかりませんが、日本とトルコ間の問題でもあるのであえて紹介させていただきました。
(2008年5月23日)
追記:
この記事をお読みになった方からメールで日本の施設のHPをお送りいただきました。そこには「トルコ政府観光課とタイアップ」と記載。と、いうことはトルコ政府が協力しているのであってこの新聞記事は全く無意味なもの?逆に日本側がこの記事に異議あり!と申し出るべきなのか?それとも観光課が持ち出し禁止条例を知らなかったのか? 禁止条例自体存在しないのか?
私としては、こんな素晴らしい魚は世界に流通させ、皮膚病に悩む人達に少しでも役立てれば良いという意見に賛成です。現に治癒して喜ぶ人達が多くいらっしゃるのですから、、、。
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