ケメル散策と「イルカショー」 〜ひとりごと第98回〜
実は7月の出来事なのですが、なんとなく書きそびれていたので今頃になって「夏の思い出」として書かせていただきます。
その日はたまたま主人が午後からの出勤で勤務先のケメルに行くことになり、暇を持て余していた私と娘も同行してケメル散策を思い立ったのでした。
まずは、「ムーンライト公園」(トルコ語ではアイウシュウ公園)へ直行。
この公園(入場無料)はよく整備されていて、1日のんびりするにも充分な施設が整っています。公園内にある美しい砂浜ビーチはもちろん無料です(ただしイスは有料)。公園内にはプールもあります。こちらは有料ではあるものの日本円にして500〜600円程度。
そして公園内の至る所に座りごこちの良いカラフルなイスやハンモックが置いてあり、散策に疲れたらそこでのんびりと座って過ごすこともできます。これらはもちろん無料です。カフェやレストラン等の施設も整い、とても快適。夜にはディスコも登場するそうです。
そんな公園内にあるのが「ドルフィナリウム」いわゆるイルカ達のショーが見学できる施設があります。今日の一番の目的は、ここ「ドルフィナリウム」だったのです。アンタルヤ市内にもイルカのショーを見せるところがあるのですが、まだ行ったことがなかったのでトルコでは初めてのイルカショー見学となりました。
料金は大人1人子供1人の合計が32YTL(約2,500円)、決して安くはありません。本音を言うとそれほど期待はしていなかったものの、2頭のイルカはよく訓練されていてなかなかお利口さんでした。ジャンプしたり輪をくぐったり、と、一連の芸を披露してくれました。そんな中、口に筆を加えてお絵かきをするではないですか!と、言っても筆でひと撫でする程度なんですが、よく頑張ってくれました。
でもその芸に驚く間もなく更に驚く事があったのです。それはその絵を来場者に対してオークションにかけるのでした。値段は5ユーロから。お客さんは決して少なくなく、会場の7割程度を埋めていたのですが、誰も買おう!と言う人がいません(笑)。写真の絵を持つ女性の表情でもわかるように「誰か買ってよ〜!」っていうくらい誰も買おうとしないのでした。でもトルコ商人は決して諦めませんよ!!
ようやく家族連れの外国人観光客が挙手。すぐに落札かと思いきや、とんでもない。「5ユーロ以上で買う人はいませんか?」と更に金額アップを要求。なんだかその根性に笑ってしまいました。結局誰も名乗り出る人がいなかったので、そのイルカ巨匠の描いた作品は見事5ユーロで落札されたのでした。
お礼として購入した家族の子供(5歳くらい)をイルカがひっぱるゴムボートでプールを一周。その子はちょっぴり怯えながらもきっと良い思い出になったことでしょう。
そのあとアザラシが登場し、楽しい芸を見せてくれ、約1時間のショーに終わりが告げられました。娘もイルカやアザラシのショーを楽しく見学できて、彼女の夏の思い出のひとつに刻み込まれたことでしょう。
(2006年10月2日)
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