トルコで日本の書道伝授 〜ひとりごと第59回〜
先週友人から突然お誘いの電話がかかってきた。彼女の勤めるアクデニズ大学に日本から書道家が来てデモンストレーションをするから今から一緒に見に行こう!と言う。
場所は学生達で賑わうキャンパスの一角にあるギャラリー。中に入ると椅子と机が用意され、トルコ人の学生達が見本に書かれた文字を見ながら筆を手に取り悪戦苦闘中。そこには日本からいらっしゃった数名の書道の先生達が、生徒達に個別に丁寧に指導していらっしゃいました。
人生で初めて書き上げた習字を、日本の先生達が手直しをしながら採点。これもトルコ人の学生には嬉し恥ずかしの一瞬のよう。100点をもらった生徒は喜びの笑顔でポーズを取ってくれました。本当に上手に書かれていてとても初めてとは思えないくらいです。
最後に先生が大きな紙の上に「超」という文字を書く技を披露。神妙な空間の中、息を飲むようにじっと見つめるトルコ人は興味津々。魂の込められた完成作を見て拍手喝采の巻。
この催しは、日本とトルコの親善のために計画されたものでアンタルヤだけでなくトルコ各地をまわりながら日本の文化のひとつである書道を紹介していく目的で開催されているもの。他にも華道や合気道といった文化を今までにも紹介してこられたそうです。
今回はアクデニズ大学と提携して開催された催しのため一般には宣伝されていなかったので、私は友人から電話で知らされるまで全く知らなかったのですが、偶然にもこの催しを見学でき、久しぶりに日本の文化に触れられちょっと感動。もう少し早くわかっていれば娘も連れてこられたのに、、、なんて思ってしまったけれど、今回の催しのお世話役をしていらっしゃる方達とも知り合うことができたので、またこのような機会があればぜひお誘いいただくようにお願いしておきました。
このように日本の文化をトルコで伝えることは、トルコ人にとってまだまだ「未知の国」である日本を身近に知ってもらうのには本当に素晴らしいこと。これからは一般のトルコ人に向けての活動もどんどん増やしていっていただきたいものです。
(2006年3月28日)
チューリップ
ひとりごと(リスト)
|