支えあう習慣 〜ひとりごと第55回〜
ひとりごと「第54回 やっぱりトルコは遠い国」で説明させていただいきましたが、知らせを聞いた翌日あたりから我が家の電話は鳴りっぱなしでした。
トルコでは、誰かに不運が訪れた時等電話で励ましの言葉を贈る習慣があります。電話では第一声「Gecmis Olsun!(ゲチュミシュ オスルン)」の言葉がかけられます。この言葉の直訳は「過ぎ去ったこととなりますように」というもので、「お大事に」「お気の毒様」「元気を出してね。」等の意味合いが含まれます。
私の母についての知らせを聞いた親戚や知り合い等は次から次へと私にこの「Gecmis Olsun」の言葉を贈るめに電話をかけてきてくれたのです。普段会うことがなくバイラムなどの挨拶をする程度の遠くに住む人達も、こういう時には同情と励ましの言葉をかけてくれるのです。また、連絡網の充実にも驚きです。
親しい間柄の人だと、毎日のように「大丈夫?」「何か必要なことがあったら言ってね。」「しっかりするのよ。」等と言って電話をしてきてくれました。
これらの電話メッセージでどれほど心強くなったことかわかりません。私は涙で対応することも多かったのですが、これは悲しさというよりも、「私のことを思ってわざわざ電話してきてくれてありがとう!」という感謝の気持ちと「私ひとりではなくみんなが支えてくれている。」という喜びの涙だったのかもしれません。
おかげで今ではしっかりと現実に対応する心の準備ができました。昨夜、私が不在の1週間娘の面倒を見るためにイスタンブールから主人の両親が来てくれました。主人も同じ飛行機でやっと戻ってきてくれたので、家はとても賑やかになりました。これで安心して日本に行けそうです。
この場を借りて恐縮ですが、ひとりごと第54回を読んでメッセージを下さった多くの方々へ心より感謝の気持ちを贈ります。本当にありがとうございました。3月5日から11日まで不在となりますが、トルコに戻ってきてからは又サイト作りに励みたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
(2006年3月2日)
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