今年の教育はこう変わる!? 〜ひとりごと第35回〜
9月12日(月)、3ヶ月もの長い長い夏休みを終えた子供達は、再び学校生活を再開。子供を持つ親達は、やっと開放された!という気持ちが少なからずあるのではないでしょうか(笑)。そしてもちろんピカピカの1年生も誕生です。
日本の年度は4月に始まり翌年3月に終わるけれども、トルコの場合は9月に始まり翌年6月で終わります。(トルコの教育全般に関しては「教育」コンテンツをご参照ください。)トルコには公立・私立があり、私立は独自のプログラムにより授業を行っていますが、公立は文部省の規定に従っての授業となり、2005年〜2006年の教育期間においては、いくつかの点で大きく内容が変更されたということです。
今回の変更は、暗記での授業ではなく、討論(質疑応答)や批評ができ、研究や調査に心がける想像力のある人物を作り上げることを目標にしたものです。多くの細かな変更点がありますが、その中のいくつかを簡単に紹介させていただきます。(自分勝手な感想付き。)
〈トルコ語〉・・・いわゆる国語
*声を出そう!
まずは読み書きよりも発音の基礎をしっかりと身につけるのが目的。書く練習は声を出してから。
→トルコ語は書いてある通りに読めば良いのに、口語では結構みんなモソモソ言ったり、適当に省略して発音していることも結構多いので、ここでしっかり正しい発音を身に着けてもらえればトルコ語を学ぶ外国人にとってはありがたくなりそう。逆に、話すように書けば良いのだから書く方にも間違いが少なくなるかも。
*筆記体
小学校1年生から書く文字は筆記体から学び始め、ブロック体は書かない。
→なぜ??ちょっと不思議。筆記体の方が難しいのに、、、。しかもトルコの人(と、いうか日本人にとっては外国の人達全般)の文字ってブロックっぽく書いてあっても解読不能なことが多いのに、まずます読めなくなってしまいそうで大不安です。
*視覚的
トルコ語の読み書きの習慣を向上させるために、絵や写真、グラフィック等をたくさん使用し、文法は簡略化する。
→それでいいの?でもトルコ人の読書時間は世界でもかなり下位とのことなので、どうにか工夫を凝らさないといけないのかも、、、。苦肉の策?
〈算数〉
*算数は美学であり楽しいもの
上記をモットーに子供達が算数にもっと親しみを持てるような工夫に心がける。
→私は小さい時から算数や数学が苦手というか嫌いだったからどんな工夫をされても好きになれないかも、、、。でも第2のチューリップを作らないためにも子供達が算数好きになれば素晴らしい事なので是非頑張って楽しく教育してもらいたいものです。
〈歴史及び地理〉
*グローバル化
今まではオスマントルコ帝国に重点を置いていたが、今後は特に6〜7年生で一部簡略化し、その分、民主主義化や民主化、グローバル化等について多く学ぶ。
→賛成。広い視野で歴史を見ることは素晴らしいことだと思います。
〈授業時間及び科目〉
*小学校での必須授業時間は1週間で30時間となり、「革命の歴史とアタチュルク」の授業が2時間から3時間へ、選択科目授業が2〜3時間から4時間に増える。
〈リセ(高校)〉
*3年から4年制へ
一部ではすでに4年制の高校もありましたが、今後は全て4年制に統一。
→これでやっと世界(日本も)と同じ教育年数となりました。トルコでは、5年+3年+4年制の12年で高校を卒業するというもの。
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他にも細かい変更項目はありますが、主なところはこんなところでしょうか。いずれにせよ、子供達が学ぶ事の素晴らしさを感じて欲しいものです。
(2005年9月13日)
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