トルコ風お化粧 〜ひとりごと第18回〜
5月20日、イスタンブールで行われる主人の弟つまり義弟の結婚式に参列。結婚式については後日書くとして、まずは準備段階について。
遠くの親戚等も参列するため主人の実家には大勢の人達でごったがえし。そんな中、女性陣は衣装を着替えてバタバタしながらお化粧をはじめました。私も黒の衣装をまとい普段ご無沙汰しているお化粧をすることに。
いつもはこのノッペリ顔を少しはキリリとさせるために眉毛くらいは描いているけれどファンデーションやアイシャドーなんてトルコに来てからは一度も塗ったことがなかった私。だからバッチリメイクをしたらきっと「チョック ギュゼル(とっても美しいわ)!!」なんて言われるかと思いながら念入りにお化粧をはじめたのでした。
ファンデーションをこってり塗ったあと、ピンク系と紫っぽいアイシャドーを塗り、トルコ人には全く及びもつかない短く薄い眉毛をカーラーでしっかりと巻き上げ、マスカラで何度も何度も重ね塗り。口紅は出かけるときに塗ればいいかと思い、とにかく仕上がったのでみんなにお披露目。
「できたわよ!」と言うと女性達の目が点!一瞬の沈黙のあと、「着替えるだけじゃなくって、早くお化粧しないと間に合わないわよ!」の一言。今度は私の目が点に。
「もうお化粧仕上がったわよ!ほら、見て見て!」と顔を近づけさせると「あら、ほんとだわ。」の囁きの声、、、。それと同時に「Olma〜〜z(だめよぉ!)」と言われてしまう。
愕然とする私にすかさずアイペンシルが渡され、「これで目のまわりをしっかりと一周させるのよ!そしてアイシャドーはもっともっと濃く塗らないと!」と渇を入れられる。女性陣を見渡すとみんなものすごいメイク状態。ハデハデ。
アイシャドーは目尻に少し入れる程度しか知らない私は恐々と塗り始めたのです。「一周させるって?」と思いながら半周程度で終わってしまう。でも女性陣の視線が気になり薄めに1周。すると「もっとこのへんをしっかり描くのよ!」と目尻あたりを示して指摘。やむなく塗ったものの私としてはタヌキにしか見えない、、、。
もともと目のつくりが違うので同じ化粧方法をしても映えない私の顔はこのようにしてトルコ風のお化粧をして参列することに。会場で会ったトルコ人の友人に私のお化粧の出来栄えの感想を聞いてみると「サーデだけどとっても素敵よ!」と誉められてしまう。ちなみにサーデとはシンプル、簡素という意味。
あ〜、こんなに塗ってもトルコではサーデなのかとつくづく実感してしまったのでした。
(2005年5月23日)
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