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食事が一段落すると、いよいよ義父の出番です。なんだかさきほどから落ち着かないな、というのは周りの誰からもわかるのですが、いよいよ本題への突入ということでクズ イステメの決り文句であるコーランの一文を唱え、お嬢さんを息子の嫁にいただきたい!という言葉を伝えました。次に女性の父親がそれを受けて2言、3言(つまりこれからよろしくお願いします、のような言葉)を答え、結婚を前提とした2人の仲を正式に承諾することとなりました。一同は拍手を持って若い2人を祝います。その後、用意した婚約指輪の交換です。2人は立ち上がり、2つの婚約指輪に赤いリボンを結んだ状態で指につけます。そして男性側の代表者(この場合通常男性側の列席者の最年長者)がはさみでそのリボンを切り離します。これで晴れて婚約指輪の交換式が完了しました。その後デザートのケーキが振舞われ、歓談を続けます。ここで花嫁となる女性がトルココーヒーのサービスをすることが多いのですが、今回はチャイ(トルコ紅茶)で簡単に済ませることとなりました。 無事、クズ イステメと婚約式を終え、席を立ったのはもう23時を過ぎていました。こうして私達の長い長い1日は終わったのです。(その日の朝の泥棒事件もあり、本当に長い1日に感じてしまいました。)今後は、二人の結婚式の日取りを決め、その準備を進めていくという段取りがあるでしょう。トルコの迷信として2つのバイラムのあいだに結婚式をするのはよくないと考えられているため、早くとも来年になってからしか結婚式は行われないと思いますが、その日がくれば、必ずこの「ひとりごと」コーナーで紹介させていただきます。みなさんも義弟の新しい門出を楽しみにしておいてください。
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