泥棒侵入!!(その2) 〜ひとりごと第5回〜
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警察に連絡してから約1時間ほどで2人の警察官がやって来ました。(トルコのことなので2〜3時間しないと来ないだろう、と思っていたのに案外早く来てくれて少しびっくりしてしまいました。)
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「ゲチュミシュ オルスン(お気の毒さま)」という言葉のあと、2人は家の中に入り、1人は家の中をウロウロと見回し、もう1人は椅子に座るとすぐに1枚の紙を取り出しました。 義父と主人が状況を説明し、盗られた物を伝えると、「ふんふん、、、」などと相槌を打ちながらサラサラとその紙に手馴れた感じで書き始めました。私が「仕事をしている様子を記念に写真を撮りたいのですが、、」というと不思議そうに(普通、こんな状況で写真を撮りたい、なんて言う人は今までにいなかったと思います!)そして照れた様に「いいですよ。」と気軽に答えてくれ、ほんの5分程度で事務処理が終わると、「他に何か盗られた物が判明したら、遠慮しないでいつでも連絡してください。」ととても丁寧に、しかも暖かい言葉をかけてくれたので、ちょっぴり好感度アップしてしまいました。でも私の心の中では「もう終わって帰るの?指紋は?足跡は?」という疑問がありましたが、聞けば、又あとから別の人が来て、指紋の検査をするとのことでした。
それから待つこと約1時間半。2人の男性がやって来ました。そうです、指紋採取チームの2人です。軽く挨拶をすると2人は中に入り、1人は事務処理、1人は指紋採取として仕事を始めました。まず泥棒が侵入したと思われる窓に残る指紋を採取するとのこと。持参したアタッシュケースの中からテレビでよく見る小道具が出てきました。黒い煤のようなものが入った容器とブラシです。黒い粉を窓枠に振りかけ、ブラシで全体に粉が行き渡るようにします。そうすると見事にくっきりと数々の指紋が浮き出てきました。浮き出た指紋の中のいくつかを透明テープに写し取り、別紙に貼り付ける作業を終え完了です。警察の2人とは違い彼らは終始世間話をしながらリラックスした雰囲気の中仕事をしているのが印象的です。
一方では、家族全員の指紋採取です。10本の指を全て採取するのですが、押捺の仕方も普通に押すのではなく爪以外の指先を全て記録に残すため左から右へと回転させながら押す必要があるのです。なんだか犯罪者の気分になってしまいました。
家族の指紋押捺が終わると2人の仕事も完了です。「足跡は?」という疑問が残りましたが、彼らに言わせると足跡は特に重要ではないそうです。思わず「えぇぇ??」って声を出してしまいそうになりましたが、彼らは全く足跡には見向きもせずに「良い1日を」なんて言いながら帰ってしまいました。
本当にこれで泥棒が見つかるかな?という不安とせっかくこのJP−TRのサイトのために沢山のビデオ撮影をしようと思っていたのに、、、という喪失感でなんとなく気分は暗くなってしまいましたが、その夜は義弟のクズイステメシ(結婚申し込み+婚約式)に行かなければならないので気分を一新し、気持ちを入れ替えることにしました。終わってしまったことを悔やんでももうどうしようもないですからね。ちなみに今日(8月29日)現在、憎き泥棒はまだ見つかっていません。
(2004年8月29日)
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