お付き合い
トルコでは、ご近所付き合いはまだまだ健在です。女性同士のおしゃべりの時間としてトルコの女性の日常生活の日課になっています。
今日は我が家へ、明日はそちらへ、という感覚で家を行ったり来たりします。チャイまたはトルココーヒーを飲みながら、必ずたくさんのお菓子や小麦粉で作ったスナックなどでを食べながら最低1〜2時間は世間話をするのです。他愛もない話から自分の家族や親戚の話までいろんなお話を途切れることなくお話します。又、お茶菓子として出てくるもののほとんどが手作りのお菓子やスナックなのでそれらを準備するのも大切な女性の仕事の一部です。そしてたくさん作りすぎた時や自慢の品などは帰りに手土産としてお皿に入れてプレゼントしてくれます。そういう場合は次回そのお皿に自分の作ったものを入れて返すのが礼儀なので貰いっ放しというわけにはいかないのでこれも結構大変です。それに突然の来客などもよくあることなので家には必ずお菓子やスナックを常備していないといけません。
| お茶菓子として出されるものの代表的なものは、クラビエと呼ばれるサクサクとしたクッキータイプのお菓子、バクラバと呼ばれる異常に甘いお菓子、ポアチャと呼ばれるパンとクッキーの中間のようなもの、ボレックと呼ばれるクレープ生地を重ねて作るスナックを中心に日本人の感覚ではお茶菓子と呼ぶには重過ぎる内容のものが出されます。どんなにお腹がいっぱいでも手作りで心をこめて作ってあるのでやはり味見をしないといけないため慣れない日本人には辛いかもしれません。 |
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ご近所付き合いだけでなく家族同士のお付き合いというのもかなり多くの比重があります。週末に一緒にピクニックや海に出かけたりすることも少なくありません。夕食に招待したり招待されたりというお付き合いももちろんあります。夕食後はチャイを飲みながらデザートやフルーツを食べ夜が更けるまで話に花を咲かせます。日本の感覚だと小さい子供がいる場合、20時〜21時くらいでお開きになることも多いかと思いますが、トルコでは22時以降も全くかまわずにいることも一般的のようです。
お付き合いも慣れるまでは気を遣うかもしれませんが、気取ることなく気さくなお付き合いをすることにより、日常生活で困ったことがあればすぐに手助けをしてくれたり、親身になって相談に乗ったりしてくれる関係が築かれていくようです。日本の諺に「遠くの親戚より近くの友人」というのがありますが、この言葉の意味を実体験できるのがトルコのお付き合い生活かもしれません。
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