カッパドキア観光〈景色〉
ゼルヴェ(Zelve)の谷

妖精の煙突と呼ばれるきのこのような奇岩が立ち並ぶゼルヴェはカッパドキアの印象的な風景のひとつです。岩は層により成分が異なるために雨や風による侵食による風化の度合いが違います。従ってこのような独特な形となってカッパドキアの景色を特色付けることとなりました。一面に広がる奇岩や侵食によって作り出された谷の景色は壮大です。
鳩の小屋

平和と献身のシンボルである鳩の小屋がカッパドキアの至る所で見られます。東又は南側に面して穴が開けられている鳩の小屋は19世紀後半から20世紀前半にかけて作られたものですが、中には18世紀に作られたものもあります。
これほど多くの鳩の小屋が作られている理由は、鳩を食用にするためではなく、鳩の排出する糞を肥料として使用するためです。
ひとつの鳩の小屋は5〜10平方メートルで、その中に小枝を置いているものもあります。又、別のタイプのものとしては、以前教会や住居として使用されていたところを鳩の小屋として再利用しているところもあります。鳩の小屋の入り口を美しく装飾したものも見かけられます。
ウチヒサル(Uchisar)

自然に作られた城のようにそびえ立つウチヒサルは、この地方で一番標高の高い位置にあるため、この上からの景色はカッパドキアの自然を一望することができます。
多くの穴があけられていますが、これらは部屋のようになり、それぞれが階段やトンネル、路地等で接続されています。
ウチヒサルの西側には妖精の煙突と呼ばれる奇岩群、東と北側にはローマ時代に墓として利用されていた洞窟が残っています。ウチヒサルは立地条件上、要塞として最適であり、実際に要塞として使用していました。
近郊のオルタヒイサル、ウルギュップなどへの防御用の長いトンネルが掘られていたと推測されています。又、敵の攻撃を受けたときにも緊急の水の供給をするためにウチヒサルの下方から川へつながる秘密のトンネルも近年発見されました。
オルタヒサル(Ortahisar)

階段で頂上まで昇れる高さ50m(標高90m)の突き出た岩山に穴が沢山あいていることが遠くからでもよく見えます。これらは昔住居として使用されていました。又、ドアのついた部分は風通しが良いために、現在は各地方から送られてくる野菜や果物等の倉庫として利用されています。
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