イズニック タイル
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イズニックでは紀元前7世紀から土器が作られていました。そしてその後、イズニックでのタイルの歴史はビザンチン時代に始まりオスマントルコ帝国時代に頂点を極めました。その色の美しさや質の高さ、耐久性は他に類を呼ぶものがなく、世界に誇れるトルコの芸術です。瑠璃色の深い青、ターコイズブルー、エメラルドグリーンそして血のような赤。 もともとイズニックタイルの色は白と青でしたが次第に青色の種類が増えてゆき最後に赤が誕生しました。この赤は盛り上げ塗りにされており、その色はイズニックタイルの他には真似することができないほど輝く鮮明なもので、長年学者達が研究しつづけている色であり、その微妙な色感は専門家によって絶賛されています。
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ビザンチン時代にタイルつくりが始まったころは、多くの他地方のものとさほど変わりはありませんでした。しかし、オスマントルコ帝国時代に入り、16世紀後半には宮殿やモスクといった華々しい建物を彩るためのタイルや皿、ボウル、花瓶、ランプや燭台に至るまでの注文を一手に引き受けたことから、その技術や輝く美しさが急速に発展したと考えられています。その後現在に至るまで製法を書したものは一切製作されていないため、親から子に伝える秘密の伝統的技術が隠されています。
当初、白と青のみのデザインでしたが、次第に色数が増えることにより、多くのモチーフを描きはじめました。多種の花やザクロ、アンティチョークや草木などが主で、17世紀ころにはタイル等にチューリップ、カーネーション、ヒヤシンス、薔薇などを多くあしらうものが完成しました。
イスタンブールを訪れたなら、ブルーモスクとして有名な「スルタンアフメットモスク」や「トプカプ宮殿」内のハーレムなどでイズニックタイルを身近に観賞することができます。お時間のある方はぜひ「リュステムパシャモスク」に行き、イズニックタイルの傑作を満喫してください。
イズニックタイルに関する美術本 「イズニク―オスマン・トルコ幻の名陶」
アートギャラリー(クリックすると大きくなります。)
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