メフテル / イェニチェリ (オスマントルコ軍楽隊)
歴史
メフテルは世界最古の軍楽隊として8世紀の文献にすでに登場しています。現在のメフテルの原形はオスマントルコ帝国時代に始まりました。トルコ兵達に活気を与え、勢いのあるエネルギッシュな音楽により敵を威嚇するため楽団が作られ兵士達のシンボルとして編成されました。
しかし1826年スルタンマフムド2世の時代に軍の解散と共にメフテルも解散しましたが、帝国軍事博物館の開設後、1914年ロイヤル・メフテル・バンドとして博物館に併設するという目的で再開することとなりました。 |
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そして現在、軍事博物館において週に数回オスマントルコ帝国時代の栄光を記憶に留めるためにメフテルの演奏が行われています。
メフテルのことをイェニチェリと呼ぶこともありますが、イェニチェリとはオスマントルコ時代の常備軍(特に新軍のこと)であり、イェニチェリの中の楽団を特にメフテルと呼んでいます。 |
馴染み深い楽曲
オスマントルコ帝国時代以降、メフテルの楽隊はヨーロッパでも大変有名でした。ヨーロッパの人々が今までに聞いたことのないような斬新な音楽だったため、多くの人がこの楽隊の行進曲に魅了されました。特に18世紀のクラシック音楽の作曲家の多くはメフテルの行進曲をイメージした楽曲を作曲しました。
モーツアルト : 「トルコ行進曲」(聞く)
ベートーベン : 第九交響曲の終楽章の「トルコ風(ア・ラ・トゥルカ)」
ハイドン : 軍隊交響曲
その他ビゼーを始めとする有名作曲家達メフテルの行進曲に影響されました。
1979年に放送されたNHK大河ドラマ「阿修羅のごとく」(向田邦子脚本)の主題歌はメフテルの「ジェッディン・デデン」(聞く)、この曲は数年前の栄養ドリンク剤CM(北野/ビートたけし主演)にも使用されました。
ジェッディン・デデンのCD
*「音の世界遺産
トルコの軍楽」
*「神秘のブルーモスク〜トルコの音楽」
隊員 (写真をクリックすると大きくなります。)
カテゴリー: 伝統 − 音楽 − メフテル(オスマントルコ軍楽隊/イェニチェリ)
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