妊娠から出産
| 家族を大切にするトルコ人にとって今も昔も出産に対する期待は絶大なものです。地方により、出産に関していろいろな迷信や伝統がありますが、ここではそのいくつかを紹介しましょう。
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妊娠中
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沢山苦いものを食べると女の子、甘いものを沢山食べたり飲んだりすると男の子が生まれる。 |
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熊、猿、らくだを見ない。 |
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魚、うさぎ、羊の頭、チューインガムを食べない。 |
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葬儀に参列しない、災害を見ない。 |
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人に隠れて何かを食べない。 |
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月を見なさい。 |
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美しい人を眺めなさい。 |
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薔薇の花の香りを楽しみなさい。 |
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マルメロの実、りんご、プラム、ぶどうを食べなさい。 |
現在はほとんどの場合病院での出産が行われていますが、今もなお地方において出産は自宅で助産婦する慣習があります。安産のための風習は下記のとおりです。
出産時
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髪を結ばない。 |
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鍵のかかるドア、引出し、窓をあけなさい。 |
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鳥にえさを与えなさい。 |
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安産だった女性に腰をさすってもらいなさい。 |
妊娠中に摂取したもの、見てきた人・動物・物すべてが子供に影響すると考えられているため、へその緒と胎盤は子供にとって重要なものと考えられています。最近は病院で出産する場合が多く、通常胎盤は捨てられてしまうため胎盤に関してはあまり慣習的なものは残っていませんが、へその緒については現在でも大変重要視しています。
へその緒
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モスクの庭に埋めなさい。そうすれば信心深い子に育つだろう。 |
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壁の向こう側または校庭に捨てなさい。そうすれば教養ある子にそだつだろう。 |
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家畜小屋に捨てなさい。そうすれば動物好きになるだろう。 |
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水の中に捨てなさい。そうすればどこでも運命を探し当てられる人間に育つだろう。 |
出産後
女の子が生まれたら、栗、マルメロ、りんごの木が植えられ、男の子が生まれたらポプラや松の木が植えられます。男の子の場合、成長してその子が結婚する時の資金とするためにそれらの木を植えるといわれています。
出産後の女性のことをロウサと呼び、伝統的に出産後40日間はしてはいけないいくつかのことがあります。
*家事をしない。
*外出しない。
*鏡を見ない。
その間、家族や親戚、近所の人や友人が食べ物を運びます。食事以外のものでは主にミルク、ヨーグルト、ストラッチ(米の入ったミルクプディング)、お菓子など母乳が絶えないためのものが贈られます。
出産後40日目、赤ちゃんと母親は初めて一緒にお風呂に入ります。(ハマムと呼ばれる公衆蒸し風呂に行くこともあります。)そして入浴後、赤ちゃんを連れての挨拶まわりが始まります(クルク チュカルマ)。夫の家族と同居していない場合は、まず夫の家族を、その後自分の家族を訪問し、親達の手にキスをして挨拶をします。その後、日を改めて親戚、友人近所の人たちへの訪問も続きます。どの訪問先でも、習慣として良い母乳が出るようにとグラスに半分の水が渡されます。この水を飲み干すと食事のサービスがあります。そして皆、赤ちゃんへのプレゼントも欠かしません。
*ひとりごと「第103回病院へ出産お見舞い」(2006年10月17日)もぜひご一読ください。
カテゴリー: 生活習慣 − 人生 − 出産
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