サーレップ
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冬に飲む暖かい飲料でサーレップと呼ばれる山蘭の根(茎)の樹液を粉にしたものを使用します。粘性があるのでミルクを加えるだけでどろりとした濃度を与えます。サーレップは冬になるとコーヒーショップなどのメニューに加えられるため寒い冬には暖かくクリーミーなサーレップでからだを温めます。サーレップの粉はスーパーマーケット等で販売されており家庭でも手軽に飲むことができる身近な飲物です。喉が痛いときや咳き込むときに痛みを和らげる効果があるため薬代わりに飲むこともあります。
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材料
ミルク4カップ、砂糖1カップ、サーレップの粉小匙1杯 |
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作り方
鍋に砂糖とサーレップを入れ少しかき混ぜた後ミルクを加えます。鍋を火にかけ掻き混ぜながら2〜3分暖め沸騰してきたら火を止めます。好みでコーンスターチ等を加え濃度を高めることもできます。仕上げに好みでシナモンパウダーを振り掛けてお召し上がりください。
サーレップはオスマン帝国時代にも飲まれていたトルコの伝統的な飲物です。8世紀になりイスラム教が広まることによりアルコール飲料が禁止されたため、グレープジュースやサーレプ、ボザといったノンアルコール飲料が飲まれるようになりました。特にサーレップは風邪の抵抗力を強め、腸の働きを促し、食欲を増進させる健康飲料として人々の人気を集めました。オスマン帝国時代には、サーレップは生姜やココナッツ又は他のハーブ類と共にスルタンに活力を与えるための飲物として珍重されました。
サーレップは高原や草原では小さめのものが、森林や山脈地帯では大きなものが育ちます。特に標高1000〜1100mで石灰岩を含む土地で品質のよいサーレップが採れます。トルコ南西部のカフラマンマラシュやアドゥヤマンやビトリス、黒海地方が豊かな産地で4月から5月にかけて白色や紫色の無香の花を咲かせます。その時期にクリーム色の根(茎)を収穫し、それをお湯又は沸騰したミルクで短時間茹でて苦味を取り、乾燥させやすい状態にします。乾燥後、粉状にし、利用しやすくするのです。粘液、でんぷん、糖質を含む本質を生かし、トルコで有名なのびるアイスクリーム(マラシュ ドンドゥルマス)やサーレップ飲料を作ります。
サーレップは高価なため、サーレップ飲料を作る時にスターチのようなでんぷん質を混ぜることがよくあります。このため本当のおいしいサーレップを楽しみたい方は乳製菓子専門の喫茶店のようなところに行かれることをお勧めします
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カテゴリー: 生活習慣 − グルメ − サーレップ
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