トルコ語
トルコ語はアジアからヨーロッパにかけて広がる言語です。5,500年前さらには8,500年前に遡る大変歴史のある言語であると同時に世界で6番目に多くの人々(約2億人)によって話される言語なのです。
言語学上のトルコ語
トルコ語はウラル-アルタイ語系のアルタイ語に属します。中央アジアで話されているトゥルキック語(Turkic)の西端のうち南西グループに分類されます。他のトゥルキック語はアゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス、タタール、トゥルクメニスタン、ウイグル、ウズベキスタンや他の中央アジアから北西中国・南シベリアからバルカン半島にかけて話される言語を含み、それぞれが大変関連性があると考えられています。トゥルキック語はアルタイ語系のモンゴル語ともしばしば同語系と考えられています。厳密に言えばモンゴルからトルコの間で話されている言語はすべてトゥルキック語ということになります。韓国語や日本語にも似ている点がいくつかありますが、学者達によるとこの類似については言語の根本が似ているのではなく、それぞれが影響しあって類似点が生まれたのではないかと考えられるものだそうです。
日本語との類似点
1) 語順が同じ = 主語 + 述語 + 動詞 の順
Ben okula gidiyorum. (私は学校へ行きます。) 発音 ベン オクラ ギディヨルム
Ben = 私は、 okul = 学校、 a = へ、 gidiyorum =行きます(私)
2) 助詞は日本語と同じ使い方
okula(オクラ) このa は 「〜へ、〜に」の意味で名詞okul(学校)の直後に付きます。 「学校へ」
atla(アトラ) このla は 「〜で」の意味で名詞at(馬)の直後に付きます。 「馬で」
3) 似た単語もあります。
iyi(イイ) = いい(良い)、yaban(ヤバン) = 野蛮・野生、 koyu(コユ)
= 濃い
|
トルコにおけるトルコ語
中央アジアで生まれたと考えられるトルコ語はイスラム教の浸透によりアラビア語やベルシャ後の影響を受け、次第に言語の移り変わりとなる時代が始まります。オスマントルコ帝国時代には領土拡大により諸外国の言葉や文化の影響も増し始めます。オスマントルコ人はトルコ語を話しながらもアラビア語やペルシャ語を重視するようになり、アラビア文字での記述がふけるようになりました。
しかし、1923年にトルコ共和国が建国され、ムスタファ ケマル アタチュルクは近代化のためには西洋文化を取り入れるべきと考え、1928年つまり共和国宣言の5年後にアラビアのアルファベットから現在使用されているラテンアルファベットに変更するように義務付けたのです。

《写真左》
アタチュルクが、トルコ国民にはじめてトルコ語アルファベットを発表する様子。
|
トルコアルファベットは8母音・21子音を含む29文字によって構成され、日本語同様、発音どおりに読み書きする言語となりました。
例: Merhaba = メルハバ (こんにちは)、 bahar = バハル (春)、 lale
= ラーレ (チューリップ)
トルコ語はトルコ国内で話されている言葉のみを示します。いくつかの方言を持ちますが近代においてイスタンブールやアンカラで話されている方言をトルコ語の標準語としています。
トルコ語に関する書籍
*「今すぐ話せるトルコ語入門編」(CD2枚付)
* 「トルコ語辞典
ポケット版」
* 「トルコ語文法読本」
* 「中級トルコ語詳解」
* 「トルコ語の母音調和に関する実験音声学的研究」
トルコ語に関するソフトウエア
*「Talk
Now! はじめてのトルコ語」初心者向け学習ソフト
*「World
Talk 耳で覚えるトルコ語」中級者向け学習ソフト
*「絵で覚えるトルコ語」子供向け学習ソフト
当サイト内「トルコ語トラベル会話(音声付)」、「トルコ語決まり文句」もどうぞご参照ください。
カテゴリー: トルコ共和国 − 基本情報 − トルコ語
|