ドクターフィッシュ / カンガル魚 (Kangal Baligi)
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アンカラの東方に位置するシワス(Sivas)県のカンガル市に炭酸水素塩、マグネシウム、カルシルムを含む温泉が湧き出ています。そこには2種類の魚が住み一般にカンガル魚、又はドクターフィッシュと呼ばれる世界でも大変珍しい魚で、この魚達が皮膚の病気である乾癬(かんせん)を治療するとして世界各地から患者達が訪れています。
温泉水の効能としては、にきびや湿疹、リウマチ、外傷、動脈硬化、尿石症、神経症、筋力回復等の治療にも効果があると言われています。
しかし、この温泉が有名になったのは、やはり魚達の乾癬治療で脚光を浴びたからです。この温泉に住む魚は2種類で、学名はシプリニオン マクロストムス(Cyprinion Macrostomus)とガッラ ルファ オブトゥサ(Garra Rufa Obtusa)で、どちらもシプリニダエ(Cyprinidae)系に属しているのでよく似た外見をしています。
魚が生存できるのは一般に水温28度までと言われていますが、これらの魚達は水温37度でも生存できる特殊な種類のものです。
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シプリニオン マクロストムスは比較的大きな鱗に通常6〜8の斑点模様があり、尖った口を持っています。この魚は主に皮膚を突付きながら患部を刺激します。もうひとつの種類であるガッラ ルファ オブトゥサは膨らんだお腹(三日月型)をし、大きな鱗に包まれ、舐めるようにして患部を刺激します。
これらの魚は植物プランクトンおよび動物プランクトンの両方を食し成長しますが、温泉プールに放たれる魚達は21日間餌を与えずに飢えた状態にしてあるために、人間が入ると餌であると察知して攻撃を始めます。患部は他の部分より一層柔らかい状態になっているために、特に患部を中心に魚達が集まります。そして患部の膿や悪いものを吸い取ってくれるのです。
患者は1日合計6〜8時間の入浴と、空腹時に1日合計約1.5リットルの温泉水の飲用が勧められ、最低約3週間の治療期間が必要と言われています。
カテゴリー: その他 − 動植物 − ドクターフィッシュ(カンガル魚)
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